土佐の戦国Data

長宗我部元親伝−第5話

。。。。
あっ!?
??
すいませーん、スタッフの方ー
不審者がいます。
外部侵入者です。
えっ
違うって違います!!!
私は石田さんの変わりに今回司会をする事になりました 大谷吉継といいます。
うん??
三成ちゃんどうしたの???
ちょっと私用があるそうで。
代行として友人である私がこの大役をおおせつかったのです。
あららら・・・・
そうでぃたかぁ
それはどうも。(ペコリッ
で、流れとかわかってる??
一応聞いています。
なれない司会ですのでお聞き苦しい所もあると思いますが。
よろしくおねがいしますね。
あっそうだ、石田さんから手紙があります。
どうぞ。 (ペコリ
あっこれはご丁寧にどうも。(ペコリ
申し遅れましたが
私はこのお話の主人公である長宗我部元親の四男で、盛親といいます。
で、お手紙ですねーはいはい・・・
盛ちゃんへ

突然ですが真田の昌幸ちゃんと一緒に道後へ温泉旅行に行く事になりました。
収録とかぶっちゃったんですが、人生をながーい目でみて温泉を選びました。
この適切で且つ一般的に考えても正しい選択をした三成の代行を親友のヨッシーに まかせました。なのでよろしくねー、ゆっくり静養してくるからね。

※ PSヨッシーは太閤殿下から
「100万の兵を与えて軍頭指揮をさせてみたいものよ。」
と言われたほど の軍略家だから、くれぐれも怒らせないようにねー。
下手に抵抗しても巨人とノミが戦うみたいになるだけだからねー♪

・・・・
ここまでムカつく手紙も珍しいなぁ・・・

さて、気を取り直していきますか、ヨッシー!!
あっはい
よろしくお願いしまーす。
では、読むんですよね。はい

えー、羽柴軍との決戦に備えて、元親は白池城を本拠地とします。
そして、近畿から一番近い 阿波へ兵力を集結させて、敵の侵攻に備えました。
しかし、四国という小さな世界の中で考えた戦略など、秀吉の前には何の役にも立ちませんでした。
羽柴秀吉は総大将を弟の羽柴秀長に置き、総勢12万の大軍を阿波・讃岐・伊予から同時に上陸させます。 一方の長宗我部軍は総勢4万。
それでも、四国の覇者として弱音を吐くわけには行かない元親は断固として徹底抗戦を推し進めます。


・・・
・・・えっ
ヨッシー感想は??
んっ??
ああっ、そうですねー
おそらく天地がひっくり返っても勝ち目が無い戦・・・
もう、意地だけで戦っている気がします。
すごい冷静な感想だねぇー
性格がまったく三成ちゃんと違うわぁ〜

いやっ!いい意味でだよ。

そうだねー、兵力も倍以上違う上に兵質(兵士の武器や訓練・経験)も大人と子供の 喧嘩くらい差があるからねー
いくらゲリラ戦を展開しても、四国全体を飲み込まれちゃあ
流石の父ちゃんも厳しいね・・・
四国は四国山脈があるので、その山に籠もったら容易には攻められないが、勝ちも無くなる。
いずれ兵糧も尽きてしまいますからね。
太閤殿下ならば、四国山脈を焼き払うくらい大胆な手段を使うかも・・・

それでも意地を見せる意気込みは素晴らしいと思いますよ。
へっあっありがとうございます。
変に真面目なんで戸惑うなぁ・・・(ボソッ
では、

最前線である阿波国一宮城に居た谷忠澄は、羽柴軍の力を目の当たりにし、 元親に降伏を勧めます。
しかし元親は激怒、「臆病者めが!」と叱責される始末。
しかし、忠澄も引く事無く、他の重臣達を説得し、再び元親に詰め寄ります。
その説得を前に元親も
「我のみが戦おうと粋がっても、家臣たちが秀吉に腰を抜かして恐れおののいているならば 、とうてい勝ち目はなかろう・・・。」
と降伏する決断をします。
1585年8月6日、開戦から2ヶ月たらずで、四国の覇者は天下の覇者の軍門に下ります。



いい家臣を持っていますね。
普通ならば次々と秀吉様に寝返って、元親さんは岡豊城で自害するところだったじゃないですか。
・・・
はぁ・・・
同じ一門にとってはそれでも悲しいんだよぉ・・・
ヨッシーよぉ
勝てたとは言わないけど、なんとか四国を統治するくらいの権利をもらいたかったなぁ・・・
うむむ・・・
それは贅沢でしょう。
毛利のように上手く交渉を進めれば領土安堵だったのにねぇ。
負けたものはしかたないよね。
今後は関白豊臣秀吉の家来としての人生が始まる父ちゃん。
どうなるのかぁ!!
さあっ・・・
っと続きは次回を待て!

って書いてあります。
あっ!!
もしかして、今回は邪魔される事無く締めが言える!!!
これって終わりでいいんですか??
はいはいーいいですよぉ
それでは新人のヨッシーには荷が重いので私が締めを・・・
さて、豊臣家の家来となった元親ですが、人生のターニングポイント に進んでいきます。
皮肉な人生が彼を襲う!?

これは楽しみですねー
それでは!!!次回は再び石田さんの司会でーす。
ありがとう!!さようならぁ〜!!!!!
そん
ブチン!!
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